みなさんはバースプランというものをご存知でしょうか?
バースプランとは端的に述べると『どんなお産にしたいのか希望をまとめたもの』です。
正産期(妊娠37週目0日から41週目6日の時期)、つまり、いつ産まれてもおかしくない時期も近づいてきたので今回はバースプランをたてたいと思います。
※正産期については『臨月の過ごし方』という記事をご参照ください。
バースプランとは
バースプランとは冒頭でも述べたように『どんなお産にしたいのか希望をまとめたもの』です。
出産する妊婦さん自身だけではなく、パートナーや関係する家族ともどんなお産を希望するか話し合うことで、お産へのイメージを掴むことができます。
産院の方針によって希望がすべて適うとは限りませんがプランを共有し、できることできないことを確認することでお産への不安を少なくすることができます。
私がお世話になる産院の場合
私がお世話になる産院の場合、26週の健診までに提出し助産師さんと一緒にプランを具体的に詰めていく予定となっています。
私は里帰り出産のため34週が里帰り先での最初の健診となるため、バースプランは36週の健診までに提出することになります。
産院から記入用紙が配布されるので、基本的には設問に対して回答し補足を書き込む形となります。
私および我が家の回答
設問に対する私および我が家の回答や考え方をまとめたいと思います。
会陰切開について
会陰切開は裂けて傷が深刻になりそうな場合や、赤ちゃんを早く出してあげたほうがよいと判断される場合に必要な処置です。
この項目については妊婦である私の希望を回答します。
私の回答は『必要なときは、会陰切開をしてもよい』としましたが、なるべくなら避けたいので、こちらも会陰マッサージなどできる限りの対策を取って臨みたいと思います。
陣痛促進剤について
陣痛促進剤とは予定日超過など使用しなければ母子ともに危険にさらされる場合に必要な薬となります。私のお世話になる産院では必要な際は十分な説明をし、承諾書にサインをした上で使用するとのことです。
この項目についても妊婦である私の希望を回答します。
回答は『場合によっては使用してもよい』としました。
立会い出産について
この項目は夫と話し合って決めました。
基本的には夫は立会い出産を希望していますが、里帰り先と自宅が遠いため間に合わないことも想定されます。実際に上の子の時は、夫の移動日前に陣痛が始まり、移動日当日に産まれたので出産の瞬間には間に合いませんでした。
34週の健診の際に保健指導もあり助産師さんから、「立会い出産は基本的にご主人とお子様のみとしていますが、ご主人が立ち会えない場合は女性の親族の方1名立ち会うことが可能です。ご主人が病院に到着した際に交代していただくことになります」との説明を受けました。
上の子の時は実母に立ち会ってもらったことから、今回も夫が間に合わない場合は実母に付き添ってもらいたいというのが私の希望です。
我が家としての回答は『立会い出産希望。夫が間に合わない場合は実母に付き添ってもらい、夫が来た時点で交代する』という形になりました。
写真、ビデオ撮影について
基本的には自由に撮影してOKとのことでした。
我が家としては『生まれた赤ちゃんと上の子の写真を撮る』、『赤ちゃんの身体測定の写真を撮る』の2点が最低限の希望となります。
出産直後の対応
出産直後は経過観察が必要なため、2時間ほどLDR( 陣痛室・分娩室・回復室が一体になった個室)で母子ともに過ごすとのことでした。他に希望があれば記入が必要とのことでしたが、産院から配布される資料を確認したところ、立会い出産は産後2時間までとの記載があり、LDRでの経過観察時も家族と一緒にいることができるようなので、その点のみを再度、確認したいと思います。
回答は『LDRで過ごす間も家族に一緒にいて欲しい』としました。
授乳について
授乳については基本的には母乳でいきたいと考えていますが、入院中の母乳の出方によってはミルクや糖水を足してもらってよいかなと思っています。母乳にこだわり過ぎて栄養が足りないほうが怖いからです。上の子の時も、最初の頃に糖水を足してもらった覚えがあります。
回答は『基本的には母乳とし、足りない場合はミルクまたは糖水で補って欲しい』としました。
母児同室について
産院は基本的に母児同室制とのことですが、私は出産当日は休みたいと思っています。分娩にどれだけ時間がかかるか読めませんが、やはり消耗していると思うので出産当日は別室の方がよいと考えています。
回答は『出産1日目より同室としたい』としました。
入院について(家族の付き添い泊の有無)
こちらの項目も夫と話し合いました。今回、お世話になる産院は上の子の時もお世話になった産院なのですが、上の子の時と家族の付き添い泊の事情が変わったようです。
上の子の時は出産当日から夫が泊まることが可能で実家から布団も持ち込めたのですが、今回は出産1日目からの宿泊となり布団もリースのみとなるようです。
上の子の時との変更点を確認し夫と検討した結果、今回は付き添い泊はなしとしました。
我が家の回答は『家族の付き添い泊なし』となりました。
聴覚検査について
産後、任意で赤ちゃんの聴覚スクリーニング検査を受けることが可能です。
聴覚障害を発見することで早期に適切な処置を行うことでハンディキャップを最小限に抑えられるとのことです。
料金は別途かかります(私のお世話になる産院では3000円)。自宅のある自治体からの助成券が使えるかはわかりませんが、検査しておくことに越しておくことはないと私も夫も考えています。
我が家の回答は『検査を希望する』となりました。
実際にバースプランを助産師さんと確認してみて
36週の妊婦健診の際に実際に助産師さんとバースプランを確認しました。
概ね、希望通りに出産に臨むことができそうです。
確認の際に、会陰切開、陣痛促進剤、授乳について、上の子の時にどうだったかを訊かれました。
経産婦の場合は上の子の時の出産の状況を可能な限り母子手帳を確認しながらバースプランに書き添えた方がよいと感じました。
また、設問にはなかった項目で退院時間の希望を伝えました。
予定日通りに産まれた場合、夫が自宅に戻る日と退院日が重なるため午前中でもなるべく早い時間に退院したい旨を伝えました。
バースプランを確認する際に設問以外の希望を伝えることができるのはよかったと思います。
最後に
私がお世話になる産院はバースプランの設問を準備してくれているので、非常に考えをまとめやすかったです。
バースプランには上記にまとめたメリットがあります。
産院によってはバースプランを提出しない場合もありますが、一度、家族の中で検討してみてはいかがでしょうか。
それでは、ここまで読み進めていただいてありがとうございました。
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